Vince Staples

Love Can Be… ft. Ray J, Damon Albarn, Kilo Kish

Vince Staples / Love Can Be… ft. Ray J, Damon Albarn, Kilo Kish
注目の最新作より、エレクトロ・ビートが肉迫したライブ映像が公開! ゲスト陣のパフォーマンスにも注目を!

米カルフォルニア州ロングビーチ出身の若手気鋭ラッパー、Vince Staples(ヴィンス・ステープルズ)がアルバムとしてはおよそ2年ぶりとなる2ndアルバム『Big Fish Theory』を先日リリース!

情報公開されたゲスト・アーティストにはKendrick LamarやA$AP Rocky、Juicy J、Ty Dolla $ignなど、制作陣にはZack Sekoff、Flume、GTA、SOPHIEなどといったエッジの効いた多彩な面々が名を連ね、既に今年のヒップホップ作品のなかではKendrick Lamar『DAMN.』に次ぐトップクラスの評価、話題が集まっている模様。そんな今作のなかから特にお気に入りで、米人気番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』で披露されたコチラをどうぞ!

なんといってもゲスト・ボーカル陣のKilo Kish、Ray J、そしてバックでDamon Albarnがつぶやく「Love Can Be…」のそれぞれが絶妙にブレンドされ、Vince Staplesの心の内を炙り出したかのような陰鬱な雰囲気が、途切れることなく吐露されているところに圧倒されます。特に印象的なところでは、ハウス/エレクトロ影響下にあるトラックがThe Rootsによってフィジカルに再現され、ブロークン・ビーツっぽく聴こえてくるところが個人的にはツボでした。

今作で個人的に着目したのはそのサウンド・プロダクション。トラップの重苦しい重低音を基調としながらも、所々で2step的なビートが飛び出したり、ワブルベースの効いたバウンシーなビートを取り入れている点が非常に新鮮に聴こえてきます。また、話題の参加となったGorillaz『Humanz』で冴え渡っていたグライムっぷりは、今作でもしっかりと顕在。そして全体を彩る豪華な客演とともに、「井の中の蛙」を連想させるシニカルなVince Staplesの視点をイヤホンでビリビリさせながら聴くインパクトは、今年屈指の「重さ」なのではないでしょうか。

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【リリース情報】

Vince Staples 『Big Fish Theory』
Release Date:2017.06.23 (Fri.)
Label:Def Jam Recordings / ARTium Recordings
Tracklist:
1. Crabs In A Bucket
2. Big Fish
3. Alyssa Interlude
4. Love Can Be…
5. 745
6. Ramona Park Is Yankee Stadium
7. Yeah Right
8. Homage
9. Samo
10. Party People
11. BagBak
12. Rain Come Down

Takato Ishikawa

Takato Ishikawa

会社員。ブラックミュージックやディスコを聴くと興奮します。ラジオDJになったつもりで色々とキュレーションしていきます。Tumblrでも発信しています。(http://vivalavida1992.tumblr.com)