Rootscoaster Vol.21

カジヒデキ

アーティストのルーツとなった3曲を本人に紹介してもらうRootscoaster、21回目はカジヒデキさんが登場です。
アーティストのルーツとなった3曲を本人に紹介してもらうRootscoaster、21回目はカジヒデキさんが登場です。その若々しいビジュアルからはとても想像がつきませんが、ソロとしてのキャリアも17年となります。本日リリースした14枚目のアルバム『ICE CREAM MAN』はその名の通り夏をイメージした作品。弾けるポップなカジ節は健在です。
(Written by achico)

1.The Cure / The Caterpillar

高校に入学した1983年頃には、UKのNew WaveやPunkの影響を強く受けていたのですが、高校2年の時、TVKテレビのミュートマで見たキュアのこの曲のMVは、サウンドもヴィジュアルも物凄い衝撃を僕に与えました。ゴスの音楽に強く傾倒するきっかけでもあり、高校時代はロバート・スミスが僕のファッション・リーダーでした。


2.Flipper’s Guitar / Goodbye Our Pastels Badge

 フリッパーズの前身であるロリポップ・ソニックのデビューライブを観たのは、1987年11月のこと。そのライブ、そして彼らの音楽やファッションこそが、僕の音楽人生に大きな影響を与えた事は言うまでもありません。この「パステルズ・バッヂ」に込められたメッセージは、今も僕にとってのバイブルであり、ずっと青く輝き続ける星のような曲です。

3.Monochrome Set / Jacob’s Ladder

ロリポップ・ソニックに出会った頃、UKのインディー・シーンは大きな変革期にあり、とてもユニークで面白いバンドが沢山いました。中でも70年代末から、様々なジャンルの音楽をパンクのフィルターを通した絶妙な解釈で鳴らし続けたモノクローム・セットのユニークなセンスは圧倒的でした。特にこの曲に出会った時の感動は、今も忘れられません。

Message

 僕にとって80~90年代にかけて「ネオ・アコースティック」と呼ばれた音楽は、ただの音楽ではなく、ファッションやカルチャー、ライフ・スタイルに至るまで強烈な影響を与えてくれた「スペシャルな何か」でした。当時はYou Tubeどころかインターネットも無い時代で、これらの映像を見る事は本当に稀でした。情報量が少ない故にミステリアスさが増し、そこに魅力も感じますが、今はYou Tubeの時代ですので、もしこれらの音楽にピンと来たら、どんどん深く掘り下げて欲しいですね。

カジヒデキ

1967年千葉県出身。96年に『MUSCAT E.P.』でソロデビューをした日本を代表するネオ・アコースティック・シンガーソングライター。スウェーデン、イギリス、フランスなど世界各国でレコーディングを行い現地のミュージシャンとも深い親交を持つ。08年映画『デトロイト・メタル・シティ』の主題歌提供で話題に。数多くのCMソング制作、プロデュース、楽曲提供の活動などなど精力的に活動中。2012年にレーベル”BLUE BOYS CLUB”を立ち上げ13枚目のニューアルバム『BLUE HEART』をリリース。2014年8月6日に2年ぶり14枚目のフル・アルバム『ICE CREAM MAN』をリリースしたばかり。

アルバムリード曲『灼熱少女 / TROPICAL GIRL』のMVはこちら

【Here Comes The Ice Cream Man! Ding! Ding! Ding! Tour 】
アイスクリーム・マンがやってきた!リン!リン!リン!ツアー
2014.11.27 thu 東京:渋谷WWW
2014.12.11 thu 大阪:umeda AKASO
2014.12.12 fri 愛知:名古屋CLUB QUATTRO
全会場19:00 open / 19:30 start
前売り4,000円 / 当日4,500円(税込 / 別途要ドリンク代)

HP :www.hidekikaji.net
Twitter :@hidekikaji

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