Power Push of

FUJI ROCK FESTIVAL’17

いよいよ開催まであと2週間! 豪華ラインナップが集う今年のフジロックのオススメ・アクトを各キュレーターがピックアップ!

いよいよ開催が2週間後に迫った”FUJI ROCK FESTIVAL’17″!

今年のライナップはヘッドライナーにGorillaz、Aphex Twin、Bjorkといった豪華海外アクトを迎えつつ、コーネリアスや小沢健二、MONDO GROSSOなどの国内カムバック組にも大きな注目が集まっています。また、GallantやRag’n’Bone Man、Maggie Rogersに代表されるような、気鋭の海外若手〜中堅アクトが多いのも今年の特色のひとつでしょうか。さらにはDATSやnever young beach、D.A.N.、yahyel、the fin.などといった国内でメキメキと頭角を表してきた若手のキャッチアップにも抜かりない、まさに盤石のラインナップとなっています。

そこで、今年もSpincoasterの各キュレーターが選ぶ、オススメのアクトとその渾身の一曲をそれぞれ時間軸に追ってご紹介! 豪華アーティストばかりで悩みがちなマイ・タイムテーブル制作時のご参考にして頂ければと思います!

また、最後にはキュレーターのセレクトをベースとしたプレイリスト&オススメ・タイムテーブルも掲載していますので、こちらも是非ともご参考にしてみて下さい!


 DÉ DÉ MOUSE 「get you back」

07/28 (Fri.) 12:30〜 RED MARQUEE

4月に6枚目となるアルバム『dream your up』をリリースし、名義も新たになったDÉ DÉ MOUSEをピックアップ。
様々な国内トラックメイカーに影響を与えた草分け的な存在でありつつも、自身も大小様々なイベントに積極的に出演し、今もアップデートを続けていく姿勢が本当にカッコイイです。そんな彼が4月にリリースした最新作は、郷愁的な匂いを漂わせつつもレイブ感あふれるエッジの効いたダンス・ミュージックが詰まった傑作。フジロックではDÉ DÉ MOUSEの熱量溢れるパフォーマンスも相まり、昼間からブチ上がること間違いなしでしょう!(Yuma Yamada)


 Rag’n’Bone Man 「Human」

07/28 (Fri.) 13:20〜 GREEN STAGE

今年の”Brit Award”で新人賞を獲得し、”BBC Sounds of 2017″でも2位に輝いたことで世界中から注目を集めている大型新人。この代表曲「Human」は、現時点でYouTubeで再生回数3.1億回という驚きの再生数を誇っています。そんな彼の魅力は、何と言っても去年のフジロックで大いに観客を湧かせたJack Garrattを彷彿させるようなパワフルな歌声。昼のGREEN STAGEは比較的前方に行きやすいので、是非ともステージ近くで観ることをオススメしたいです。(Rinjun)


 ドミコ 「Pop,Step,Junk!」

07/28 (Fri.) 20:10〜 苗場食堂

今年のフジロックの豪華さは、海外アーティストのラインナップだけでも一目瞭然ですが、イマ注目を浴びつつある日本のインディ系のアーティストが一挙に集っているのも見逃せません。その中でも、過去にはHindsなど様々な来日バンドのO.A.に抜擢されるも、今回が初のフジロック出演となるドミコをプッシュ。彼らのパフォーマンスは2ピースという構成を疑ってしまうくらいの音の厚みと爆発力、そしてボーカル・ヒカルのフリーダムさで初見の人でも楽しませてくれるはず。西海岸ライクなサウンドに日本独特のエッセンスも融合させたドミコの鳴らす音は、きっとどのステージよりも自由なダンス・タイムを創り出し、ロック・バンドが本来持つプリミティヴなカッコよさを再認識させてくれることでしょう!(Kent Mizushima)


 Rhye 「Please」

07/28 (Fri.) 20:20〜 FIELD OF HEAVEN

Michael MiloshとRobin HannibalによるR&Bデュオ、Rhye。2013年にリリースしたデビュー・アルバム『Woman』は、聴き手を一気に引き込む美しいファルセットと、音数を抑えたその心地の良いサウンド・プロダクションで大きな話題を攫ったのも記憶に新しい。そんな彼ら(Robinはライブには参加しませんが……)が新曲「Please」を携えフジロックへ帰還。ライブではどのような魅せ方をするのか今から楽しみです。個人的には腕利きのバック・ミュージシャンによる肉体的な演奏とセッションに注目してほしいところ。2年前の来日公演ではバンドの理想が詰め込まれているようでして。それにしても今年のフジロック、初日の夜は被りがヒドい……(泣)。(Toyamer)


 Sampha 「(No One Knows Me) Like The Piano」

07/28 (Fri.) 20:30〜 RED MARQUEE

昨年12月、ピアノ弾き語りでの初来日公演を開催したことでも話題となったUK期待のR&Bシンガー/プロデューサー、Sampha(サンファ)。Kanye WestやFrank Ocean、Solangeなどの作品に客演し、新人ながらも実力派アーティストして既に数々のアーティストたちからもリスペクトされている。今回は昨年リリースした待望のデビュー・アルバム『Process』より、母親から幼少期に受けたインスピレーションを弾き語るバラード曲「(No One Knows Me) Like The Piano」をピックアップ。実力派ながら新しい世界観を表現する彼のステージは、きっと多くのオーディエンスに感動的なインパクトを巻き起こすのでは。(Yayoi)


 yahyel 「Iron」

07/28 (Fri.) 23:00〜 RED MARQUEE

昨年”ROOKIE A GOGO”をザワつかせたyahyelが今年は初日深夜のRED MARQUEEに出演! これは間違いなくヤバいステージになると思います。彼らのステージはVJと音のシンクロが見事なので、1秒たりとも見逃せないです。さらに今年はRED MARQUEEのナイト・タイムには「動く美術作品」とも称される照明機材、Kinetic Lights System(https://iflyer.tv/ja/article/2017/06/30/fujirock-allnight/)が導入されるとのことで、VJに加えて光の演出もあるのか!? という期待も!(Eriko Sakai)


 踊Foot Works 「夜の学校 feat. もののあわい」

07/28 (Fri.) 2:00〜 ROOKIE A GO GO

錚々たる面々が揃う今年のROOKIE A GO-GOの中でも、特に会場をザワつかせることになりそうなのがこの踊Foot Works(オドフットワークス)。今年の3月にフリーDLアルバム『ODD FOOT WORKS』をリリースした彼らですが、その完成度の高さに度肝を抜かれました。決していやらし過ぎない、アーバンで”こなれた”サウンドに、優しさと渋さが黄金比で混在するような、低音の心地良い声でビート上を支配するPecoriのラップ。時折、浮世離れしたワードセンスを交えて何気ない日常を切り取る彼らの音楽は、初見でも存分に楽しめる最高品質のステージとなることでしょう。(Ryota Inoue)


 Day Wave 「Promises」

07/29 (Sat.) 12:40〜 RED MARQUEE

Soundcloudで公開した「Drag」が異例の大ヒット、2016年には名門〈Fat Possum〉から2枚のEPをコンパイルした作品『Headcase/Hard To Read』をリリースし、自身がプロデュースしたHazel Englishも〈Marathon Artists〉からダブルEPをリリース、そして今年は自身の1stアルバム『The Days We Had』もリリースするなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのJackson PhillipsことDay Waveが初来日! 音大で学んだレコーディング技術を武器に、演奏からマスタリングまでを全て1人で担当する職人気質な彼が、ライブではどのようなパフォーマンスをするのか必見です。甘いギターのメロディに包まれたい人は是非!(Ryota Suto)


 PUNPEE 「Renaissance feat.Sugbabe」

07/29 (Sat.) 13:00〜 WHITE STAGE

遂に、長年ファンが待ちわびた待望のソロ・アルバムのリリースが9月に決まった稀代のラッパーにしてリリシスト、PUNPEE。ソロでライブをすること自体が珍しい彼がなんとフジロック出演、しかもホワイト・ステージでのパフォーマンスということで、これは見逃すわけにはいかないでしょう。9月にリリースされるアルバムからの新曲も何曲か披露してくれることも期待しつつ、ここではひとまずこれまでのライブ・セットでの鉄板であるこの曲をプッシュしておきます。今ではプレミア化しているミックステープ『Movie On The Sunday』からのこの一曲は、数少ないPUNPEEのソロ曲の中でも一際認知度も高く、自身の創作活動に対する想いを綴ったかのようなそのリリックも非常に詩的な名曲です。(Takazumi Hosaka)


 never young beach 「SURELY」

07/29 (Sat.) 15:50〜 RED MARQUEE

今年遂にメジャー・デビューが決まったネバヤン。2015年は苗場食堂での出演でしたが、今年はなんと遂にRED MARQUEEでの出演! フジロック前には3rdアルバム『A GOOD TIME』もリリースされるということで、絶好のタイミングでの出演になります。観ている者全てをハッピーにするかのような、多幸感に溢れる彼らのライブ・パフォーマンスがフジロックとも相性抜群なのは既に証明済み。新作からの先行公開曲であるこの「SURELY」は、よりポップに、そしてより開かれた名曲。この曲を晴天のフジロックで聴けたら間違いなく最高です!(oden)


 The Lemon Twigs 「I Wanna Prove to You」

07/29 (Sat.) 17:50〜 RED MARQUEE

今年の2月、”Hostess Club Weekender”で初来日を果たし、まだティーンとは思えないロックン・ロールな演奏を見せつけたThe Lemon Twigsが今年のフジロックにて早くもカムバック! 往年のロックスターのようなそのパフォーマンスも含め、60年代〜70年代懐古的なサイケデリアで鮮やかな世界観は、ロック好きにはたまりません。昨年リリースされた『Do Holywood』はどれも名曲揃いですが、The Beatlesを思わせる甘いハーモニーとQueenを想起させるようなバロック・ポップ的な「I Wanna Prove to You」の演奏を生で観たら、きっと涙するはず。(aoi)


 LCD Soundsystem 「All My Friends」

07/29 (Sat.) 22:00〜 WHITE STAGE

洋楽・邦楽共に非常に豪華なラインナップとなった今年のフジロック。見たいアーティストは山ほどいるし、見どころも挙げればキリがありません!
……という訳で、今回は私が一番楽しみにしている曲であり、期間中最大級の歓喜の瞬間を迎えるであろうこの一曲を選ぶことにしました。この曲はTHE PALACE OF WONDER内のVegas in MilkのDJで、最終日のラストに流れることが恒例となっている曲(昨年は違う曲でしたが……)として、夜遊び好きのフジロッカーに親しまれています。そんなフジロックにも強く根付いた楽曲を、カムバックしたLCD Soundsystemが披露したらどうなるのか。きっとこのイントロが流れた瞬間、会場は凄まじい高揚感に包まれることでしょう! 幸せになりたい人は最後までWHITEステージから離れないで!(Nojima)


 Real Estate 「Darling」

07/30 (Sun.) 12:30〜 WHITE STAGE

US・ニュージャージー出身のインディ・ロック・バンドが新作を引っ提げてカムバック。今ではUSインディ・シーンを牽引する存在となり、ここ日本でも認知度の高い彼らが今年3月にリリースした新作は、メランコリックなチル・サウンドが思う存分堪能できる傑作。彼ら1番の持ち味であるチルい雰囲気はそのままに、過去作よりもメロディーの良さを前面に押し出した楽曲が目立ち、メンバー・チェンジを経てバンドとしての成熟のようなものを感じさせます。近作では初期の頃の気怠さは薄れたものの、よりフジロックの雰囲気にマッチするのは今の彼らの姿なのではないでしょうか。ランチ・タイムど真ん中のWHITE STAGEに、深いリヴァーブのかかったアルペジオ・ギターが響き渡る情景が頭に浮かびますね。(Yuya Tamura)


 Maggie Rogers 「On + Off」

07/30 (Sun.) 14:00〜 RED MARQUEE

“BBC Sounds of 2017″や”dscvr ONES TO WATCH 2017″にも選出された今年要注目のアーティスト。アメリカの大型フェスであるSXSWで彼女のパフォーマンスを観てきたのですが、ライブは深夜の23時から行われ、教会という会場の雰囲気も相まりまさに圧巻のステージ。今年のSXSWでの個人的ベスト・アクトにも彼女の名前を挙げたほど、そのパフォーマンスは鮮烈な印象を与えてくれました。今年のフジロックでは昼帯のRED MARQUEEでのライブということで、また一味違った表情が観れそうで楽しみです。これは是非ともマストで観て頂きたい!(Rinjun)


 Slowdive 「Star Roving」

07/30 (Sun.) 15:50〜 RED MARQUEE

90年代、シューゲイザーの代表的バンドとして3枚のアルバムを残すも95年に解散。しかし2014年に再結成し、その年のフジロックに出演したことも記憶に新しいSlowdive。そんな彼らが再結成後初となるアルバム『Slowdive』を引っ提げ苗場に再臨! 新作は過去3作の集大成的な内容でありながらも単なる焼き直しになることなく、まるで若手バンドのような瑞々しさとクリエイティヴィティに溢れています。またもや明るい時間帯のRED MARQUEEという位置ですが、彼らの轟音と残響を最も効果的に体感できるのはこのステージなのかも。(deidaku)


 Thundercat 「Them Changes」

07/30 (Sun.) 21:00〜 FIELD OF HEAVEN

Flying Lotus主宰〈Brainfeeeder〉所属の凄腕ベーシストにして当代きっての鬼才が早くも日本にカムバック! 本人も大の親日家として知られ、今年4月末に開催されたジャパン・ツアーは5公演全てソールド・アウトするなど、日本とは相思相愛な関係性が築き上げられているだけに、今回のフジロック初出演はまさに念願叶ったかのような出来事。毎回セットリストを決めずに臨むという彼(ら)のライブはとにかくフリーキーかつ、どこまでもフリーダム。なので、どの曲を演奏するかも狙いが付けづらいのですが、とりあえずこの「Them Changes」は鉄板でしょう。ウネりまくるベース・ラインとストレンジなポップ・センスが炸裂し、極上のグルーヴを生み出します。夜のFIELD OF HEAVENで思う存分音の波に揺られたいですね。(Takazumi Hosaka)


 King Gnu 「Tokyo Rendez-Vous」

07/30 (Sun.) 26:00〜 ROOKIE A GO GO

ブレイクへの登竜門と呼ばれるROOKIE A GO GO、その全出演者の中から一番気になるバンドを選んでみました。MVでもわかる通りサウンドだけでなくビジュアルもイケてる、東京藝術大学で結成された92年生まれの男4ピース・バンド、King Gnu(キング・ヌー)。元々はSrv.Vinci(サーバ・ヴィンチ)というバンド名で”SXSW2017″への出演やUSツアー敢行を果たし、その後バンド名を新たにいよいよフジロックへ。私自身、彼らのパフォーマンスはここで初めて観る予定ですが、期待をこめてピックアップ。ネクスト・Suchmosなるか。(Takato Ishikawa)


■キュレーター陣のオススメをまとめたプレイリストを公開!

また、Spotifyではフジロックやサマソニ、ソニマニ出演者の楽曲からピックアップしたプレイリストも公開中です!


■今回紹介したアクト以外のオススメも含めた、Spincoaster的タイムテーブルも公開!

※クリックで拡大

■7/28 (Fri.)

■7/29 (Sat.)

■7/30 (San.)

■URL:http://www.onyou.jp/tametebo/ttb_m.php?d=1


【イベント情報】

“FUJI ROCK FESTIVAL ’17”
日時:2017年7月28日(金)、29日(土)、30日(日)
場所:新潟県 湯沢町 苗場スキー場

■詳細:http://www.fujirockfestival.com/

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