Kero Kero Bonito
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Kero Kero Bonito / Kero Kero Bonito


片言日本語+英語混在のゆるいラップがなんともいえないkawaii pop!

2014.08.05

ロンドンを拠点とする3人組、Kero Kero Bonito(ケロ・ケロ・ボニト)が自身の名前を冠した、まさに彼らのテーマ・ソングとも言える楽曲のMVが公開されたのでご紹介!

実はこの楽曲、昨年自身のBandcampからフリーでリリースされた1stミックステープ(という表記ですが、実際はフル・アルバムです)『Intro Bonito』に収録されていた楽曲なのですが、この度見事レーベルと契約し、8/25にタイトルを『Kero Kero Bonito』に改めて同作の正式なリリースを行うらしく、既に彼らのBandcampからは消されています。
そしてその契約したレーベルというのがこれまた驚きで、以前も紹介したAmateur BestOutfitHockeysmithといった気鋭の英アクトだけでなく、Jesse RuinsHotel Mexicoといった日本の尖ったアクトのリリースまでも手掛けてきたDouble Denimからのリリースとなるのです。

この度リリースし直されるミックステープの内容が昨年リリースされたモノと全く同じなのか、はたまたアップデートされているのかはまだわかりませんが、この曲に関してはおそらく全く同じVer.なので、個人的には前者な予感がします。笑

彼らのサウンドにおける最大の特徴は、紅一点Vo.Sarah Bonitoによる片言の日本語と英語を混在させたゆるいラップ調のボーカル。
また、独特の世界観を演出する彼女のキッチュなボーカルに加え、バックで鳴り響くトライバルかつチープなビートはどこか80〜90年代の渋谷系のような雰囲気も感じさせます。
Frank Chickensを思い返したのは僕だけではない……ですよね?

また、Sarah Bonitoはここ最近様々なアーティストの楽曲にも客演しており、その抑揚を抑えた歌い回しと日本語と英語を混在させる特殊な歌い方で、抜群の存在感を放っています。
なかでも今年5月に開催されたマルチネ主宰の大型イベント、“東京”にも出演していた(らしい)謎のトラックメイカー©ool Japanによる、ラブリーサマーちゃんと共演した「Rush Hour」は珠玉の出来です。

他にも以前紹介しているSpazzkid新EPに収録の「Truly」や、マクロスMACROSS 82-99による「Horsey」などにも参加しております。
未チェックの方は是非。

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