INTERVIEW

Special Favorite Music

「ブルーな感情も、気高いものとして捉えたい」――極上のポップネスを湛えた快作をリリースしたSFM。バンドに起こった変化を探る

関西を拠点とする男女混成7人組バンド、Special Favorite Musicが2ndアルバム『Royal Blue』をリリースした。管弦楽器を取り入れ、ブラック・ミュージック的要素や歌謡曲的な人懐っこいメロディ・センスを現代的な編集感覚でまとめた前作『World’s Magic』からおよそ1年ぶりのリリースとなった本作。一聴して何よりも驚かされるのは、生音の温かさを確かに感じさせながらも、現代的な音圧にも全く見劣りしないそのハイファイな音像。そして、同時により力強く、伸びやかな歌声を響かせるラビンユーのボーカリストとしての成長ぶりだろう。

既に前作から高いクオリティを誇っていたフロントマン、クメユウスケのソングライティング・センスもより研ぎ澄まされた本作は、ポップ・ミュージックの王道を突っ走る作品でありながらも、決して安易な懐古主義に陥るわけでもなく、確かな同時代性をも感じさせる稀有な作品だ。

今回はバンドのボーカルを務めるクメユウスケとラビンユーのふたりに、この『Royal Blue』という作品がどのようにして生まれたのか、そして前作『World’s Magic』リリース以降のバンドの変化について、様々な質問をぶつけてみた。

Interview & Photo by Takazumi Hosaka


――2ndアルバム『Royal Blue』のリリースおめでとうございます。前作『World’s Magic』リリース時に行ったインタビューの最後に、「メンバー間の化学反応をもっと起こしたい」、「もっと肉体的な作品を作りたい」ということをおっしゃていたと思うのですが、今作はまさしくその発言通りの作品になったと思います。まず、今作の制作はいつ頃からスタートしたのでしょうか?

クメ:ありがとうございます。アルバム制作自体は……いつ頃からスタートしたんだっけ。2曲目の「スタンドバイミー」とかシングルとしてリリースした「Ceremony」とかは去年の秋くらいには原型ができていて。その辺りからどんどんデモを作って、メンバーに投げて反応を見てみるっていうことをやっていました。でも、それこそ「The Entertainment」とかは制作期間中というか、レコーディングの直前にできた曲だったりもして。今回はアルバムの後半の曲が大体後からできた曲になりますね。

――今回、アルバムとして作品をパッケージングするに当たって、指針や軸になった曲を挙げるとすると?

クメ:それは1曲目の「Royal Memories」ですね。なんかそんな感じする……よね?(笑)

ラビンユー:うん、するね(笑)。この曲を推していきたいっていうのは結構最初からみんなの中で決まっていて。

クメ:「Royal Memories」ができた時に、アルバムの全体像が何となく見えてきて。「Royal Memories」が完成してから他の曲を改めて聴き直したら、どの曲も前作以上に歌にフォーカスしてるなと思ったんです。「Royal Memories」もさっき言った「スタンドバイミー」も、ユーちゃんの声がすごい鍵となって生まれてきた曲でもあるので、「歌を聴いて欲しい」っていうのは大きいテーマのひとつだったと思いますね。

――では、その「Royal Memories」という曲はどのようにして生まれたのか、もう少し具体的に教えてもらえますか?

クメ:たぶん、本当に自然に歌に意識が向くようになったんですよね。去年1年間ライブをたくさんこなしていく中で、飛躍的にユーちゃんのボーカルが良くなった、どんどん表現力が増してきたっていう感覚が僕の中にはあって。そこから自然に、「もっとユーちゃんの歌を聴かせたい」っていう方向に意識が動いたんだと思います。なので、「Royal Memories」はそれがキッカケで生まれた曲だと思います。

――なるほど。ラビンユーさんは自身の歌、ボーカルについて、今クメさんが言っていたような変化は感じていますか?

ラビンユー:いつも最初にクメくんがデモを持ってきてくれた段階で、ある程度自分に求められているボーカル像っていうものがわかるんですよ。そのクオリティというか難易度みたいなものが徐々に上がり続けているっていうのはありますね。それこそ一番最初のEP『Explorers』からずっと右肩上がりで(笑)。

クメ:そうだね。ハードルをどんどん上げてる感は確かにある(笑)。

ラビンユー:そうなってくると、やっぱりそれに応えなきゃって思うじゃないですか。バンド・メンバーなんだし。あと、クメくんはいつもメンバーそれぞれの魅力を引き出すような努力をしてくれていると思うんですけど、「Royal Memories」に関しては特にそれが伝わってきたというか。デモの段階で、自分にすごいフィットしてるのがわかったので、素直に自分から「めっちゃ歌いたい」ってなった曲ですね。

――久米さんの要望に応えていくことによって、自分の成長は感じたりしますか? 「レベルアップしてるぞ」みたいな。

ラビンユー:徐々にというのもあるんですけど、個人的には前作(『World’s Magic』)をリリースしてからシングル『Ceremony』をリリースするまでの期間から、自分の中での意識がすごく変わったんです。前回のインタビューでもお話した通り、私がこのバンドへ加わった経緯っていうのは、結構ゆるやかな流れだったんですよね。だから、『World’s Magic』を出した時は、一応自分でも「出し切りました!」みたいなことを言ってたと思うんですけど、今から考えると、正直まだまだ仮面被りまくっていたなっていう部分があって。しかも、1stアルバムを出したからこそ、クメくんもそうだしお客さんからもすごい求めてもらえるってことがわかり始めて。そこで「もっと自分にできることを突き詰めなきゃ」っていう意識になったんだと思います。

クメ:『World’s Magic』をリリースする前に出した7inchがあるんですけど(『Dribble / Future』)、あの辺でやっとバンドがバンドらしくなってきたっていう感覚もあるよね。それまではバンドっていう形態ではあるけど、まだメンバー感の意識が芽生えていなかったというか。『World’s Magic』はそんな状態で作り始めたというのもあって、その時自分が持ってた見せ球、持ってるボールみたいなものを全部見せようって感覚で作っていたんです。でも、そこからこの1年でライブもいっぱいやってきて、ユーちゃんとかその他のメンバーの個性、魅力もより理解することができた。だから、今回はボールをもっと遠くまで投げようっていう意識で曲を書いていたっていう感じなんですよね。もっと自分たちが持ってる、未知の可能性に挑戦していこう、みたいな。

ラビンユー:それこそみんな同じような感覚を持ってると思う。

クメ:色々な葛藤もある中で、この一年間自分たちのアイデンティティとかについて思考を張り巡らせながら過ごしてきて、本当にバンドとしての強度が上がったなという感じはしますね。やれることも広がった気がするし。

――それは何か特定のキッカケがあったというわけではなく、単純に一緒に活動する、一緒にいる時間が多くなったということが大きそうですね。

クメ:そうですね。自分たちのライブだけじゃなく、例えば色々なバンドやアーティストさんのライブを観たりして、「自分たちの強さや、足りないものはなんだろう」とか、そういうのをみんなで考えるようになったのかな。

――バンドとしての強度が高まったということは、お互いの意見交換も以前よりも盛んに?

クメ:それはありますね。ユーちゃんが意見をくれることも増えたし。それはすごくいい刺激になります。

ラビンユー:それこそ前は言葉はなしで態度だけでしか出さなかったのが、今ではもうぶつかり合うのも怖くなくなりましたね。喧嘩みたいなのもあるし(笑)。

クメ:曲に対してとか、ライブの内容とかでもね。

――なるほど。では、すごい当たり前な表現になってしまいますが、今作は前作以上にメンバー個々のカラーが強く出た作品になったと。ちなみに、今回はOkudaさんが作曲した曲はないのでしょうか?

クメ:今回はないですね。今作は僕が作曲、作詞、アレンジをほぼ全部やってます。

――先程もおっしゃっていたように、より歌を活かした今作の曲作りに際して、何か参考にしたアーティストや作品はありますか?

クメ:特に「Royal Memories」と「スタンドバイミー」なんですけど、その2曲を作った時は昭和の歌謡曲をめちゃくちゃ聴いていた時期で。ソウルのフィーリングとかを日本風のメロディと組み合わせた作品、例えば筒美京平作品とか、吉永小百合の「いつでも夢を」とか。ああいう感じはすごく好きで、よく聴いてましたね。

――その一方で、アルバムの後半に配置された楽曲には先鋭的なサウンド・プロダクションも目立ちますよね。特に「Highlights」なんかはちょっと冷たい質感のビートがMura Masaっぽくもある。

クメ:マリンバも生録音で入ってますしね。もちろんスタジオにみんなで集まって、音楽の話してると自然にそういう最近の音楽の話題も出てくるし、みんなで色々な情報を交換したりもしています。ただ、あの曲に関しては、ちょっとマニアックな話になってくるんですけど、Red BarratっていうNYのミュージシャンがいて。トランペットとか管楽器隊、ジャズ・ドラマーとかも参加しているインスト作品なんですけど、その人の曲にハマっていた時期があって。そのビートからはすごい影響を受けていますね。

――アルバムの前半と後半ではテンション感もだいぶ変わるような気がするのですが、そういった構成は意図的なものなのでしょうか?

クメ:たまたまですね。最初は合計で13曲くらいのアルバムにしようと思ってたんです。インストのインタールードとかも入れようかって。でも、作ってるうちに今はそういうちょっと複雑なものよりも、自分のやりたいことをシンプルに伝えるだけでいいのかなって思うようになったんです。それで8曲っていうコンパクトな作りにして、最後は「The Entertainment」っていう曲で終わる。最終的な括りとしては、僕らの作品はエンターテイメントっていう括りの中に在りたいんですよね。なので、前半と後半で別れたっていうのは、曲数を削っていく中で自然と固まった流れですね。
聴いた時に単純に楽しんでもらいたいっていう気持ちが強いので、総合的なアーティスティックさっていうのももちろんすごく大事なことだと思うんですけど、僕たちが今やりたいのは、どっちかっていうと一曲一曲が聴く人にとっての思い出に残るようなものにしたいっていうことなんです。

――ちなみに、レコーディングの環境に関しては前作と変わった点はありますか?

クメ:そんなに大きくはないんですけど。今回は京都のSIMPOスタジオっていうところで録らせてもらって。荻野さんっていう僕の大好きなエンジニアの人と一緒にレコーディングしました。

――〈Second Royal〉の作品を数多く手掛けてらっしゃる方ですよね。

クメ:そうです、HomecomingsやKONCOS、他にも京都のバンドを多く手掛けている方で。

ラビンユー:キッカケは私たちのライブのPAを担当してもらったことで、その音作りがめっちゃ良かったんですよね。それでそのままアルバムのレコーディングもお願いしようって話になって。

――荻野さんが参加したことによる具体的な変化を挙げるとすると?

クメ:前のアルバムは音圧を敢えて低めにしていて、どっちかというとオフっぽいというか、ちょっとローファイな雰囲気とかも大切にしていたんです。けど、今回はテーマとしてメロディーと歌をシッカリと聴いて欲しいっていうのがあったので、サウンドも前作に比べたらハイファイでより明瞭な感じになっていると思います。そういうポイントは曲作りの段階から意識はしていたんですけど、音の重ね方とか曲の展開とか。でも、最終的には萩野さんによるミックスがすごく大きく作用したと思いますね。

――ちなみに、今作の『Royal Blue』というアルバム・タイトルの由来を教えてもらえますか?

クメ:何ていうか、感情を込めたアルバムにしたいなって思ったんですよね。「Blue」っていう言葉は負の感情を形容するような言葉として使われることがあるじゃないですか。「ブルース」とか「ブルーな気持ち」とか。人間には色々な感情がある中で、「楽しい」とか「嬉しい」っていうポジティヴな感情は表現しやすいというか、自分にとっても心地のいいものだから、大切にしやすいものだと思うんです。でも、実は「Blue」な方の感情、「悲しい」とか「切ない」とか、そういう感情にもすごく重要な意味があって、それも素敵なもの、気高いものとして捉えたい。捉えられるような曲が作りたいなって思って、「Royal」っていう言葉を付け足しました。

――そこから今回のアートワークやアー写のテーマ・カラーにも繋がっているというわけですね。

クメ:そうですね。

――ちなみにリリックにも今言ったようなテーマが?

クメ:「Royal Memories」も「スタンドバイミー」も、歌詞はどこか切ないんだけどサウンドは祝祭的というか。だから、パッと聴いた時にはやっぱり楽しんでもらいたい。でも、よく聴くとそれだけじゃないんだなっていうことに気付いてもらえたら成功かなって。

――ラビンユーさんはクメさんの書いた歌詞を歌ってるわけですが、クメさんの書くリリックに対して何か変化を感じたりはしますか?

ラビンユー:そこに関しては実は前作から共通していて。例えば(前作収録の)「Baby Baby」にしろ「Dribble」にしろ、一聴した時は明るくて祝祭的な曲なんですけど、歌詞をよく見てみると、結構ブルーな感情が詰め込まれている。その「クメ君節」みたいな部分は変わってないなって思いますね。だから、ただハッピーなだけじゃないんだよっていう部分を、どう歌って伝えるかっていうのは私も意識して歌っていて。そこまで伝えられるようになればいいなって。ライブの時もそうなんですけど、ただワーって楽しく騒ぐっていうよりかは、その真意みたいな部分まで伝わるようにってことを意識しています。

クメ:最終的にそこまで伝えることができれば、僕らとしては大成功って感じだよね。

――ただ楽しい、ハッピーなだけじゃない、という部分も伝えられればとのことでしたが、レコーディングやライブなどでの歌い方について、ラビンユーさんにクメさんの方から何か指示やディレクションのようなものはあるのでしょうか?

ラビンユー:曲によって全然違うんですけど、例えば「EVER」っていう曲に関してはしっかり主人公がいて、ストーリーも作り込まれているんです。

クメ:そう。前もって歌詞として書いた部分以外の、背景や世界観までも文章にしてLINEで送ったりしてます。

ラビンユー:だから、「EVER」に関しては自分が歌ってるっていうよりかは、その歌詞の主人公になりきって歌ってるっていう感覚がすごいあって。それこそ自分で聴いてもあんまり自分っぽく感じられないくらいで。実際にレコーディングする時とかは、「ちょっと老けてる」とかって言われたり(笑)。

クメ:「それだとちょっと主人公の設定と違う」とか(笑)。

ラビンユー:でも、今回は指示とかディレクションされる回数はめっちゃ減った気がします。どんどん自分なりの解釈で歌うようになったというか。

クメ:歌詞の意味とか背景を伝えたりはするんですけど、それをどう表現するかは結構任せるようになりましたね。

――ちなみに、歌詞はどういう物事からインスピレーションを受けていると思いますか?

クメ:「スタンドバイミー」とかはわかりやすいんですけど、そのまんま映画『Stand By Me』だったりして。そういう映画とか本、あとは人から聞いた話とかからインスピレーションを受けることが多いと思います。

――物語や世界観の骨格自体は外部から持ってきたとしても、その上で描く感情は自分の中から湧き上がってくるもの、といった感じでしょうか。

クメ:そうですね、それが多いかもしれない。でも、「Goodnight」と「EVER」に関しては完全に女の子目線の曲なので、これは自分の思ったことというよりは、本当に設定を決めて、想像して書いたなっていう感じはありますね。でも、「Royal Memories」は結構自分の思っていることをそのまま書いたっていう感じがしますね。時間についての考えとかを。

――歌詞の面でいうと、最後の「The Entertainment」には「芸能」という側面を含んだ音楽カルチャーに対するクメさんの想いが表れているんじゃないかと思いました。

クメ:色々あるけど、最終的にはエンターテイメントでありたいんですよ。小難しいところは僕らがバレないようにやるから、みんなはただそれを受け取って楽しんでくれっていう想いがすごくあって。あと、さっきも言った通り、この曲は一番最後にできた曲なんです。なので、今作の曲を全部並べて、「これは結局何なんですか?」って聞かれた時に、何て答えればいいのかなって思ったんですよね。最終的に、そこで「これはエンターテイメントです」って言うのが一番シックリきて。

――アートじゃなくて、エンターテイメントだと。

クメ:はい、最終的には。もちろんその中にはアートな部分とか、歌詞の「ハッピーなだけじゃない」側面とかも含まれているんですけど、それを前面に押し出すんじゃなくて、この作品を聴いてくれた人には、あくまでもこれをエンターテイメントとして受け取ってほしいっていう想いがあったんですよね。そういうことを考えながらこの曲を最後に書きました。実は歌詞もそんなに深くは考えてなくて。語呂合わせというか、言葉の感覚とメロディに乗せた時の感じを重視して書いた歌詞だったんですよ。

――でも、「最終的にはエンターテイメントでありたい」という想いは、この作品がより遠くにボールを投げた作品になったっていう話しと通じるところでもありますよね。

クメ:1stの時は……何て言うんだろう。自分の為に書いていた部分が多かったんですよ。でも、2ndアルバムになって、今回は聴いてくれる人のために書きたい。聴いてくれる人を意識して、「こんな気持ちに寄り添えるよう」にとか、「こういう感情をほぐせるように」とか、そういう目線で書くようになって。だから、曲の中から僕の自意識みたいなものがなくなったのかなっていうのはすごく感じます。

――そういった変化は、なぜ起こったのだと思いますか?

クメ:やっぱりひとつはライブをしてる中で、このバンドを通して伝えたいことっていうのが自分の中でも増えてきたということ。あと、ユーちゃんの歌声の表現力がそれをより加速させたっていうのはあると思います。

――1stアルバムをリリースして、様々な土地でライブをし、より多くの人に自分たちの音楽を届けることができたという実感が得られたからこその変化だと。

クメ:そうですね。やっぱり1stアルバムをリリースした後の反響っていうのは、自分たちにとっては大きくて。単純に嬉しかったですね。色々なところで使ってもらったりとか、ラジオでもかけてもらったりして。

――ちょっと気が早いですが、Special Favorite Musicとして、この2ndアルバム『Royal Blue』を遠くまで投げた後のヴィジョンは何か見えていますか?

クメ:まずは単純にリリースした後の反応を楽しみにしたいですね。もし何か感じてくれる人がいたなら、僕らのツアーに来てもらって、そこでSpecial Favorite Musicのライブを観てもらいたいです。そういった反応をひとつひとつ吸収して、また次の作品作りに活かしたいなって。

ラビンユー:今回のアルバムはこれまで以上にポップな作品になっていると思うので、単純にもっと広まってほしい。もっと多くの人に聴いてもらいたいっていうのと同時に、さっき言ってたみたいにちゃんと核の部分までも伝えられるようになれればなって。

クメ:より深い部分まで伝えられるように、もっと工夫を重ねていきたいよね。もしかしたら難しい道を選んでいるのかもしれないけど。

ラビンユー:そういう部分は、まさに今も試行錯誤している最中なんです。ライブの内容とか見せ方も、『Ceremony』リリースした直後からもう変わってきているし。今の段階だとツアーの時に自分たちがどうなっているのかっていうのもまだ分からないんですけど。

クメ:未知数っちゃ未知数だよね。

ラビンユー:でも、もっともっと上手くできるはずっていう気持ちはどんどん大きくなっているので、そこに期待して頂ければなと(笑)。

クメ:まさにそうだね。作品に対しても、まだまだイケる。まだまだ上を目指せるなっていう気持ちが強くて。自分の書く曲は、このアルバムの制作中にもすごい進歩したっていう実感があるんです。複数の選択肢で迷った時の対処法とか、決断の仕方、タイミングとか。そういう作曲、アレンジの技術的な部分が確立してきたなって。あと、いらないプライドとか自意識の捨て方みたいなものも学べた気がしますね。聴いてくれる人に向かって曲を書くっていうことをめっちゃ学んだなって思っているので、次はもっともっとそういうことを活かした作り方をやってみたいですね。そのためにもこのアルバムをたくさんの人に聴いてもらって、それができる地盤をこれから作っていけたらいいですね。なんて言うんだろう、Special Favorite Musicっていうバンドの存在そのものに納得してくれる人が増えれば嬉しいな、と。あとはフェスや大きなステージでライブがしたいです。映える曲が沢山あると思うから、そこに連れていきたい! ユーちゃんは何かある?

ラビンユー:今回はクメくんがアレンジとかをみんなに委ねようとした部分が結構あって。きっとよりバンドらしくするためにはどうすればいいかっていうことを考えてくれているんだなっていうのがすごい伝わってきて……どうしよう、言葉がまとまらない(笑)。

クメ:そうですね(笑)。ユーちゃんの言うとおり、レコーディングしながらバンドとしても成長したいという狙いがあって、今回例えばコーラス・アレンジを任せたりしました。逆に自分の詩と曲とアレンジの独創性はこのバンドのおもしろいところだと思うから、それは今後も活かしていく方がいいなっていう学びもあって。その両方の経験値を踏まえて、例えばライブとかで、それがよりバンドとして鳴らされたときのズレやはみ出しを目撃して、思い切り楽しんでもらいたいなと思います!


【リリース情報】

Special Favorite Music 『Royal Blue』
Release Date:2017.08.02 (Wed.)
Label:P-VINE
Cat.No.:PCD-83000
Price:¥2,300 + Tax 
Tracklist:
1. Royal Memories 
2. スタンドバイミー
3. Ceremony
4. Secret Keys
5. Goodnight
6. Highlights
7. EVER
8. The Entertainment

■Special Favorite Music オフィシャル・サイト:http://specialfavoritemusic.com/


【イベント情報】

“Special Favorite Music 2nd アルバム『Royal Blue』リリース記念インストアライブ”

内容:ミニライブ+特典お渡し会

■東京
日時:8/13 (日) 12:00~ 
場所:タワーレコード新宿店 7Fイベントスペース
対象店舗:タワーレコード新宿店、渋谷店、秋葉原店、横浜ビブレ店、池袋店、吉祥寺店
問い合わせ先:タワーレコード新宿店:03-5360-7811 

■大阪
日時:8/24 (木) 20:00~
場所:タワーレコード梅田NU茶屋町店 イベントスペース 
対象店舗:タワーレコード梅田NU茶屋町店、梅田大阪マルビル店、難波店、神戸店、京都店、あべのHoop店
問い合わせ先:タワーレコード梅田NU茶屋町店 06-6373-2951

■名古屋
日時:9/2 (土) 18:00~
場所:タワーレコード名古屋パルコ店 名古屋パルコ西館1Fイベントスペース
対象店舗:タワーレコード名古屋パルコ店、名古屋近鉄パッセ店
問い合わせ先:タワーレコード名古屋パルコ店 052-264-8545

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Special Favorite Music 「2nd ALBUM “Royal Blue” RELEASE TOUR」

■富山公演
日時:2017年9月9日(土)
OPEN 21:00/START 21:00
料金:DOOR ¥3000 / ADV ¥2500 +1Drink
会場:富山 Hotori×ほとり座
出演:
[LIVE]
Special Favorite Music

[DJ]
COICHI
BOB
CHIGON
NAKAO

■高松公演

日時:2017年9月17日(日)
OPEN 18:30/START 19:00
料金:DOOR ¥3000 / ADV ¥2500 +1Drink
会場:高松 TOONICE
出演:
[LIVE]
Special Favorite Music
uniTONE

[DJ]
O-TA
NACCI

日時:2017年9月17日(日)
OPEN 22:00/START 22:00
料金:ライブの半券持参 ¥1000 / DOOR ¥1500 +1Drink
会場:高松 STUDIO UNDERSEA
出演:
[GUEST DJ]
naookd (Special Favorite Music)

[DJ]
UNDERSEA CREW

■広島公演
日時:2017年9月30日(土)
OPEN 18:00/START 18:30
料金:DOOR ¥3000 / ADV ¥2500 +1Drink
会場:広島 スマトラタイガー 
出演:
Special Favorite Music
the Loupes
ドッグフード買い太郎BAND

■福岡公演
日時:2017年10月1日(日)
OPEN 17:30/START 18:00
料金:DOOR ¥3000 / ADV ¥2500 +1Drink
会場:福岡 KIETH FLACK
出演:
[LIVE]
Special Favorite Music
about a ROOM
Attractions
Made In Hepburn

and more……!

[DJ]
SHOTA-LOW (ABOUT MUSIC)

and more……!

“Special Favorite Music リリースツアー東名阪ワンマン公演”

■東京公演
日時:2017年10月6日(金)
開場19:30 / 開演20:00
会場:新代田FEVER
料金:前売り3000円 / 当日3500円(入場時ドリンク代別途必要)
出演:
Special Favorite Music(ワンマン公演)

■名古屋公演
日程:2017年10月27日(金)
開場:19:30 / 開演20:00
会場:名古屋 CLUB UPSET
料金:前売り3000円 / 当日3500円(入場時ドリンク代別途必要)
出演:Special Favorite Music(ワンマン公演)

■大阪公演
日程:2017年10月30日(月)
開場:19:30 / 開演20:00
会場:心斎橋 Music Club JANUS
料金:前売り3000円 / 当日3500円(入場時ドリンク代別途必要)
出演:Special Favorite Music(ワンマン公演)

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