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Flight Facilities / Arty Boy with Emma Louise


昨年のフジロックにも出演したプロデューサー・デュオが待望の新曲を公開! 透明感溢れるサウンドはまさに〈Future Classic〉節!?

2017.06.21

昨年のフジロックにも出演したオーストラリアのプロデューサー・デュオ、Flight Facilities(フライト・ファシリティーズ)が2014年リリースの1stアルバム『Down to Earth』以来となる新曲を遂に公開しました!

その先述のデビュー作からのシングル『Two Bodies feat. Emma Louise』と同じく、今回も同郷の女性SSW、Emma Louiseを招いたシングルとなっており、Future Bass以降の感覚を感じさせる浮遊感溢れる音使いと、清涼感溢れるカッティング・ギター、そして彼女の透明感溢れるボーカルの魅力が三位一体となる素晴らしいシングルに。

ヒットアンドアウェイなシンセ・リフなど、今っぽさを感じさせる要素も忍ばせながらも、彼らが在籍する豪ダンス・レーベル〈Future Classic〉印な魅力も健在で、どこかホッとするような安心感も。

なんでも本楽曲は2015年の冬に書いたもので、元々は今回ボーカルとしてフィーチャーされているEmma Louiseが2016年にリリースした2ndアルバム『Supercry』のために制作されたものだそうです。他にも何曲かを共作していく中で、彼女のアルバムが違う方向性へと向かい始めたため、本楽曲はお蔵入り。しばらく寝かした後、今回遂に日の目を浴びたそうな。(Via. ABC.net

そんなEmma Louiseの『Supercry』からも一曲貼っておきます。確かにより生音主体のソング・オリエンテッドな作風なので、この「Arty Boy」を外した理由も納得できます。

なお、肝心のアルバムやEPなどのリリースについては何も情報が出ていない模様。個人的にはまた作品をリリースし、来日してほしいところです……!


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