Best Tracks of 2015

Tomokazu Suga

キュレーター、Tomokazu Sugaによる2015年ベスト・トラック!

5. Tigercub / Centrefold


(過去記事:Tigercub / Centrefold)

UKはBirghton出身の3ピースバンド。一言で言えばグランジ・リヴァイバルに括られるのかもしれないが、近年のリヴァイバルはソフトで聴きやすく今風にアレンジされているものが多いが、彼らの場合は当時の色濃さをそのまま残しているよう思えて、それが良い。同郷のRoyal BloodやBlood Red Shooesも太鼓判を押すのも納得のかっこよさ!


4. Homeshake / Give It To Me

Mac Demarcoのバンドでギタリストを務めていたPeter Sagarによるプロジェクト。何よりもこの甘いメロディ、チルを通り越してこのギターリフを聞くと逆に頭の中の何かが弾けたような不思議な気持ちよさがやみつきになる。今回3位に選んだTempalayとの来日公演も記憶に新しい。


3. Tempalay / sea side motel


(過去記事:Tempalay / sea side motel)

結成1年にしてフジロックルーキー出演、デビューEPは即完売と、2015年でメキメキと頭角を現してきたバンドの1つ。特にこの「sea side motel」は2015年の今のサウンドでありながら、例えばThe BeatlesやThe Rolling Stonesのように、いつの時代でもサビつかない普遍的なメロディーを持った名曲だと思う。


2. David Bowie / Blackstar

アルバムは2016年1月発売ですが、動画が上げられたのは2015年なのでランク入りさせていただきました。歳を取って衰えるどころか、近年ますます凄味を増している貫禄さえあります。特に04:50~辺りのヴォーカルなんて全盛期を感じさせる透明感。David Bowieで「Star」とつく曲には外れがない。


1. Unknown Mortal Orchestra / Multi-Love


(過去記事:Unknown Mortal Orchestra / Can’t Keep Checking My Phone)

まるで60年代のサイケデリックのような音でありながら懐古趣味とはまったく別の違和感と、同時に時代とは関係性のない普遍性を持っている名曲。トリップするようなMVも最高だし、とにかく2015年で一番YouTubeの再生ボタンを押した曲。


Comment

日本にサブスクリプションサービスが本格的に導入された2015年、でも個人的に何か音楽の聴き方が大きく変わったのかと言われればそうでもなかったりします。信じるのは自分の耳と直感、また自分が信頼を置くネットワークや関係性からの情報だったり、サブスクリプションサービスはそこに便利さだったりお手頃感を加味してくれたくらいという感覚です。そういう意味でもSpincoasterのキュレーションシステムも一つのネットワークとして皆さんのお役に立てればと思います。


(text by Tomokazu Suga)

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